前回記事に引き続きスマッシュアップのレビューをしていく。前記事はルール説明+軽く長所短所の解説という淡白な構成だったため、うまく魅力を伝えきれなかった。
今回はカードを適当に選んで、その
- 強さ
- 使い方
- コンボ
などを好き勝手に語ろうと思う。友人たちとの実際の会話をベースに進めていく。
スマッシュアップをプレイ中の雰囲気や、どんなゲームか、ゲーム攻略の参考になれば幸い。
登場人物
ブログ作成者。好きだったカードゲームはデュエルマスターズ。ポケモンカードはルールもわからないのにやたらと集めていた。スマッシュアップは30回くらい色々な人とプレイした。好きな陣営は宇宙人。以降字は青色。
筆者の中学の友達。勉強のためにデュエマを辞めたがそれでも高校受験に失敗した過去を持つ闇のカードゲーマー。単純思考。筆者がスマッシュアップをすすめて5~6回プレイ。好きな陣営は恐竜。以降字は赤色。
筆者の中学の友達。弟にポケモンカードを売られた過去を持つゲーマー。ゲーム理解度が高く、口プロレスもうまい。プレイのきっかけは電車くんと同じ。好きな陣営は魔法使い。以降字は緑
カードレビュー1『しつこいZ』
「はい、よろしくお願いします!
最初のカードはこちら」
しつこいZ パワー2(ゾンビ)
特殊:手番中に、この戦闘員を捨て山から追加でプレイしても良い。1ターンに1度しかこの効果は使えない。
全員『あ~~~~~~~~~~』
「間違いなく強カードだね」
「まじでしつこい!って言いたくなるわ。強いカードって枚数少ないことが多いけど、これはデッキに三枚入ってるから割とすぐにプレイできますな」
「序盤はどう捨て札に落とすかだな~。『ウインドウ・ショッピング』と合わせるのがわかりやすく強いね。デザイナーズコンボ感ある。」
ウインドウショッピング (ゾンビ) アクション
デッキをみて、同名カードを好きな枚数選び捨て山に送る。
「ウインドウショッピングも強いよねえ。単純にデッキ圧縮になるし、強カード落とせるし(その後拾える)、消極的な使い方になるけど要らないカードを引かないために捨て札送り…みたいな風にも使えるね。」
「話をしつこいZに戻そうか。具体的に、このカードは何がそんな強い?」
「場のキープ力」
「ゾンビのパワーに下駄を履かせられる」
「このゲームって、基地を陥落させるとそこに置かれてたカードは全部捨て札にいくじゃん?だから、いっぱいミニオン派遣して合計パワーを高めるほど
- 陥落時に高得点
- でも陥落時に一気に場のミニオン(パワー)を失う
っていうジレンマがあると思うんだ」
「でも『しつこいZ』は捨て山から唯一自力で戻ってこれる。陥落時の隙が無くなる、場のパワーのキープ力が高いのがゾンビの強さ=このカードの強さだと思う」
「ほとんど同じことを言うと、『しつこいZ』のおかげでゾンビ陣営って結構秘密基地へのパワー稼げるんだよな。『しつこいZ』が捨て札にいること前提だけど毎ターン2パワー分追加で場に出せるわけだし。3枚捨て山にいれば超強いよね。毎ターン2パワーが累積してく時の爆発力はすごい。結局このカードの一番エライ点はアクション権もプレイ権も使わないってところだと思うわ。」
「異論無しだな~~。逆に弱い点は何だと思う」
「素でプレイしなきゃいけない時は弱いな。2パワーで実質バニラ(効果なし)。要は序盤が辛い。捨て山活用種族だから当たり前っちゃ当たり前かね」
「ゾンビ陣営はこいつ引けないと弱い」
「引けないと弱い系は無しにしようか笑」
「そんなギャグでいったわけじゃないけどね笑。いやでも実際、上で挙げた利点ってすべて『捨て山にキープできること前提』なのよね。手札に戻されたり、不適切な基地に移動させられたりすると非常に弱い!パワー2って無料で使える分には強いんだけど…カードパワー的には普通に低いほうよ」
「宇宙人陣営は天敵だよね~。宇宙人使ってると、他のプレイヤーからの(ゾンビうまく処理しろよ…!!)圧がすごいもん笑 使いやすくて強力だけど、確かに弱点はある」
収集員 パワー2 (宇宙人)
このカードをプレイした時、同じ秘密基地にいるパワー3以下のミニオンを持ち主の手札に戻しても良い。
分解光線 (宇宙人) アクション
場のパワー3以下のミニオンを1枚選び、持ち主の山札の一番下に戻す。
「分解光線って「しつこいZ」に使え!」って書いてあるよな」
「どっちもデュエマだったら準殿堂入りくらいはしてそうな効果だ」
「水文明感がありますわ」
カードレビュー2『供儀』
「思うことは存分に言えたと思うので次行きます。
二枚目は、魔術師陣営から『供儀』」
供儀 (魔術師) アクション
場に出ている自分のミニオンを1枚選び、そのパワーに等しい枚数ドローする。その後、選んだミニオンを捨て札に送る。
「急に渋いカード選ぶな…」「ランダムですから」「ほんとか…?」
「いいから思うことを言ってちょうだいな!!」
「デュエマにあったこんなん」
「漫画で黒城くんが使ってたね」
「古城でS(シズカ)と戦う時だね。R&S(リッチ&シズカ)戦は良いバトルだったわ。」
「すごい脱線した、このドロー、かなり爆発力あると思うけどお二方どうですか」
「そもそもドローがあんまり強くないと思うんだよなこのゲーム。毎ターン2枚も引けるからさ。」
「そんなたくさん引いても使いきれないことがあるしね…1プレイ1アクション制限が苦しい。魔術師使うときだけは手札制限も意識しちゃう。」
「確かにこのカードを使う場面って、ドロー目的というより『自ミニオンを能動的に捨て札に送りたいとき』が多いよね。コンボ感あっていいじゃないですか。」
「飛行男的なね」「デュエマから離れようか」
「pig能力(場から離れることをトリガーに発動する能力。TCG用語)の起動って楽しいよね。スマッシュアップにはあんまり多くないのが残念だけど。あとこのカード、場のミニオン(パワー)を削るのが痛すぎる。他のカードゲームよりもその弱点が目立つ印象」
「ほう…相性が良いカードは何だろう」
「カードっていうか陣営になるけど「ロボット」と「ゾンビ」かなぁ。ゾンビ陣営は上で述べたように捨て札に置くことがデメリットにならないやつが多いからね。ロボットは他の陣営に比べて
- ミニオンの数が多い
- ミニオンを並べるのが得意
- pig能力持ちがいる
から。場のパワーを減らすことがそんなに弱点にならない気がする。」
「決戦メカとは完璧にコンボできるな。4ドローで場のパワーは変わらない。めちゃ強だね。
決戦メカ パワー4 (ロボット)
継続:このミニオンはカード効果で捨て札とならない。
そんで、ロボット陣営の切り札とも相性が良い」
「そのカードについては次回紹介するのでそこらへんで!」
「うん、使いにくい印象だけどピーキーな効果ほどカードゲーマ心が刺激されますな」
終わりに
「おれのすきなカードが登場しなかった…でもいろいろ言い合うのたのしいね」
「わりといろいろ語れて我ながらびっくりだった。ブログハマる気持ちもちょいとわかるわ」
「どうもどうも!もうしばらく続ける予定なのでお付き合いください!!」
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント
[…] ボードゲーム 2020.03.27 […]