トレーディングカードゲームにハマったことがあるひとならきっとハマるボードゲーム!
スマッシュアップ(以降SU)のカードをランダムにピックアップし、効果やコンボ、強い弱いをワイワイ議論する記事です。(中学の休み時間みたいなコンセプトだな…) 実際の友人との会話をベースにしております。
SUの雰囲気や攻略の参考になればとっても嬉しい。前回記事も併せて読んでいただけたらもっと嬉しい。
こちら↓↓
登場人物
ブログ制作者。SUの拡張分の和訳をコツコツ進めているものの、外注したDTP作業の進捗が芳しくなくヘコミ気味。字は青色
中学の友人。年末は電車くんの家(広い)に10人近くで集まって年越しすることが多い。一番好きなボードゲームは大みそかにやる人生ゲーム。字は赤色
中学の友人。すごいインテリっぽい見た目だけど足が速い。大学時代には実家からの仕送りの米を売って小遣いにしていたほどの妙なハングリーさを持つ。字は緑色
カードレビュー3 大魔道
「では今回もよろしくお願いします!引いたカードはこちら、『大魔道』!」
大魔道 (魔術師陣営) パワー4
継続:あなたは毎手番、追加でアクションを1枚プレイしても良い。
「魔術師陣営のエースカードだね。他の陣営のエースカードが軒並みパワー5以上だから、そこはちょっと頼りないかな。」
「あんまり強く思えないな」「その心は!」
「うーーん正直パワーの低さに引っ張られてるフシはあるんだけども…このカード、出した次のターンまで残ってることが少ない印象なんだわ。効果自体強力だからヘイトもらいやすいし、自ターン終わった後に3手番でしょ?(4人戦の場合)そりゃ誰かしらに処理されますわ。1vs1のカードゲームだったら持続系の効果は価値があると思うけど、SUにおいては、出ただけで仕事が終わるカードの方が使いやすい。と思う!」
「思う連発に葛藤が見られますな」「『継続: 』能力が弱いかといわれるとそういうわけじゃないからね」
「でも確かに出た時効果が強力なエースカード…『ゾンビ—君主』や『最高司令官』の方が握れた時嬉しいね。『この一枚で戦局が変わるぞ!』って確信するもの」
ゾンビー君主 (ゾンビ陣営) パワー5
このカードをプレイした手番中、プレイヤーは自ミニオンがいない各基地に対して、パワー2以下のミニオンを捨て山から選び追加でプレイしても良い。
最高司令官 (宇宙人) パワー5
このカードをプレイした時、場のカード1枚を選び持ち主の手札に戻してもよい
「それ鋭いかもしれない!僕は正直、電車くんほどには大魔道を弱いと思ってないんだけど、要は大魔道って、自身の強さがその時持ってるアクションの強さと比例するんだよね。魔術師陣営自体のアクションはサポート寄りが多いから、選んだもう1つの種族で印象がだいぶ違うんだと思う。よく言えば爆発力がある。悪く言えば不安定。YUが挙げたエースカードは自身の能力が陣営の特徴とも噛み合ってる。1枚で完結してるからパッと見はこちらのほうが強そうよね」
「よくまとめてくれた」「たすかる」
「相性のいいカードは何だろうか」
「アクション全般と言って良いんじゃないですかねぇ…」「そうねぇ…」
「強いて言うなら《隠れ処》か…?大魔道の延命に繋がるかも」
隠れ処 (妖精) アクション
秘密基地1つに付加する。継続:他プレイヤーのアクションが、その基地にいるあなたのミニオンに影響を与えるとき、代わりにこのカードを捨て山に送る。
「でも大魔道の延命のためにアクション権切ってたら元も子もなくない?」
「他プレイヤーの留意事項を増やすことが大事なんだよ・・・・。それにもしミニオン効果で落としてくれたらむしろラッキー。パワー4の大魔道を落とせるほどの高火力(=《師範忍者》など)を消費させられたんだから」
YU・電車((ワートリの東さんみたいなこと言うなコイツ…))
カードレビュー4 浮遊メカ
「次のカードは ロボット陣営より《浮遊メカ》!」
浮遊メカ
このカードをプレイした時デッキの一番上のカードをめくり、それがミニオンなら追加でプレイしても良い。そうでなければ一番上に戻す。
「強い!自分は好き!」
「紅神龍バルガゲイザー(デュエマ)っぽいな。パルピィ・ゴーピー(デュエマ)欲しくなるわ」「僕はD.HEROダッシュガイ(遊戯王)をまず思い出したよ」
「その話もめっちゃ混ざりたいけどレビュー続けましょう、まずロボットは8陣営中で唯一ミニオン比率が高いね!(ミニオン:アクション=18枚:2枚。他の陣営はそれぞれ10枚。)単純計算で7割弱の可能性で何らかのミニオンが飛び出すってわけよ!」
「テンション高いな」「ポケモンの『かみなり』より低い確率じゃないか…!」「そういわれると急激に心細くなってきたわ」
「浮遊メカの話じゃなくてロボット全般の話になって申し訳ないんだけど、ミニオン比率が高いのは超強いね。他の陣営はミニオンアクション比率が半々だから、デッキ全体でアクション20枚・ミニオン20枚。引いても引いてもアクションばっか来るみたいなことって割とあるからさ」
「アクションって対象が指定されてるものも多いもんな~~。バフやデバフがわかりやすいか。最悪、『出せるのいない、使いたいアクションもない。パス!』ってなることもある。そんな事態に陥りにくいのは確かに強い」
「で、このカードの強みって何よ。うまく強ミニオン引ければ強いかもだけどそれも結局運では?」
「引き自体が運って言うのは確かにその通り。反論無いね。でも、ミニオンが追加で出せるってのはこのゲームで一番強い効果だと思うよ。パワーの高い低いじゃなく、「場のカードが増える」ことに意味がある。」
「このゲームってとる戦略が大まかに2つあると思っていて
- 基地を絞ってドカッと得点してフィニッシュ
- 細かく確実に得点してフィニッシュ
これね。あえてTCGで例えるならば前者が速攻、後者がコントロール系なのかな。周りの準備が整うまでの間ににガンガン高パワーで上位得点するか、周りを妨害しながらジワジワ侵略するか、ね。後者の戦略ではなるべく多くの基地にミニオンを配置するのが重要だ。秘密基地に1枚でもミニオンが配置されていれば得点の可能性が生まれるから。」
「ちょっと自分の言いたいことが整理できないな…分散投資の方がリスク少ないみたいなもんよ!」
「わかるようなわからんようなだな。合わせると強いカードは?」
「うーん大魔道と同じことを言っちゃうと、ミニオンなら何でも相性良いよね。拡張でミニオン比率が高い陣営が今後出るとしたらそれと組み合わせるのがベストだと思う。」
「デッキ内の比率を意図的に変えられるのは、例えば《ウインドウショッピング》《水晶占い》《手を貸しな》あたりかね。でもやっぱり1番は《次元扉》かな」
次元扉 (魔術師)アクション
デッキの上から5枚めくり、その中のミニオンを好きなだけ選んで手札に加える。残りを好きな順序でデッキの上に戻す。
「ここにパルピィゴーピーいたか…」
「そもそも魔術師+ロボが組み合わせとして優秀すぎるわ。ミニオン偏重バトル系種族+アクション偏重サポート系種族」
「それは言えるかもね」
終わりに
アイキャッチ画像にある《雄たけび》は時間制約上入れられなかった。次回こそ!
シリーズがいつまで続くかわかりませんがお付き合いください。
今後は
- 拡張カード
- 陣営そのもの
- 秘密基地
にも踏み込んでレビューしていく予定。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント
ブログ主のボードゲーム愛をひしひしと感じるで候。